SHINeeのジョンヒョンさんは師匠です~BLINGMASTER~

師匠のこと。SHINeeのこと。ONFのこと。

【Odd】全曲感想(1)

こんばんは!F.M.です!

 

さて、今日から以前のブログで書いていたOdd曲感想の改稿分をあげていこうと思います!

 

2013年のエビから2年近くおいての本国カムバ。

全世界が震えた(?)珠玉のアルバムをもう一度振り返ってみましょう\(^o^)/

 

※※※※※2015年5月27日掲載記事の改稿分です※※※※※※

 

 
【0】アルバム①

 

今回のアルバム、聴かれた皆様感じたと思うんですが、結構、王道的な楽曲も入ってきてるんですよね。
今回のコンセプトは、ViewのMVからもわかるように、「等身大」ということなんじゃないかと。
本人達もそれらしきことをつぶやいていましたよね。
タイトル曲も自分たちで決めて、アルバム制作に大きく関わったと話してましたし。

2012-2013くらいまでは、年下の男の子のイメージを脱ぎ捨てようキャンペーン中←だったわけで、それが成功した今、等身大の5人から、再スタートしようという感じがします。
今やりたい音楽、今奏でたいハーモニー、今の5人の関わりあい方、そんなものをヒシヒシと感じるアルバムでした。

これって、本当にすごいことですよね。自分達の意見が反映されるようになるって、それだけ自らの立ち位置を客観的に見つめ、虎視眈々と狙っていたってことだと思うんです。

会社との関係も良好じゃなかったら、こうはいかないですよね。

 

3集から、そういう感じはしてたんですが、いよいよSHINeeの、SHINeeによる、SHINeeとしゃうぉるの為の楽曲制作が本格的にスタートしたんだと、思いました。

 

王道の楽曲を取り込んでも、新しいジャンルに挑戦しても、背伸びしない、SHINeeとして確かな実力と独特の世界観で我々を引き込んだその手腕、そういう部分が「コンテンポラリーバンド」として今回作用してるのかなーと感じてます。

 
【1】「Odd Eye」

 

Odd Eye

Odd Eye

  • SHINee
  • K-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

全世界に衝撃、走りましたよね。

 


てか、師匠、「SHINeeで曲は作らない」って言ってたのに、作っちゃいました(爆)
きっと、師匠は本気でそう思ってたと思うんです。

恐らく、F.M.の予想で、みなさんもそう思ってると思いますが、これを決定したのは、SMさんですよね。BASEっていうか、でじゃぶが大ヒットしてダブルタイトルになったっていうところから、この流れが出来てきたんじゃないかとね。

師匠としてはその気はなかったというか、確か以前、何かのインタビューかプルンバムかで、会社がきちんと素晴らしい作曲家さんを用意してくれるので自分は作らないという風にも言ってました。

それが、数ある素晴らしい作曲家の皆さんの中から、会社が師匠を選んだってことは、相当なプレッシャーですが、喜びもひとしおだったんじゃないかと思います。

で、ポイントになってくるのが、「等身大」だと思うんです。


今の師匠の曲、そして師匠が持ってるSHINeeに、メンバーに対する想いみたいなものを、このアルバムでどかんと発表した。
それゆえのイントロトラックだと思います。

正規4集がSHINeeのリスタートだとすれば、そしてそのイントロトラックを師匠が手がけたとすれば、それはもう、今後のSHINeeのイントロということで、これからSHINeeの楽曲制作の中心に師匠が関わってくると会社が公言したようなもんですよね。

ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!
これが興奮しないでいられましょうか(爆)!!!!!!


 


ちょっといらんことを書いてしまいましたが、そんなことを考えながらこの曲を聴いてたら、もう、鳥肌というか、全身の毛穴が歓喜しました←

で、メンバーに対する師匠の熱い想いを、それこそ全篇通して感じることが出来ますね。

まず、この曲、ラップがとっても重要です。
ミノさんとおきいたんの2人がラップ担当ですが、ここで特筆すべきは、2人のラップのリズムが全く違うということなんです。
今までも2人の特性を活かしたラップというのはありましたが、ここまで如実に浮彫にされる、ここまで曲の中で核を担うことはなかったと思います。
※「Get down」はラップソングなので別モノですね。

ささやくような低音ボイスでリズムをゆったり取るミノさんに、表のリズムでバッキバキスタイリッシュラップをいくおきいたん。
2人が全く違う雰囲気で、でもどちらも信じられない程かっこいいんです。

ミノさんは元々、声を大きく出すより、低めの声で柔らかく言葉を繰り出す方が似合うのかな、と、ロマンティックとか聞いてて感じてたんですが、も、ほんとにいいです。一つ一つの言葉を真摯に伝えてくる、まるでバラードを歌ってるみたいなラップですね。こういうラップの聴かせ方があるんだと驚きました。

で、おきぃたんは、言わずもがなのリズム感で、ほんとに上手いです。
表のリズムをガンガン使って、これぞラップ!!!!って感じです。

おきいたんの英語の発音の仕方も、好きなんですよね。
少しつぶした声の感じも、いいんですよねー。というか、好きです(爆)
ていうか、やっぱりラップだけじゃなくて、要所要所でスパイスの役割を大きく担ってるんですよね。おきいたんがいないと、確実にこの曲は間延びしてしまうでしょう。※F.M.は完璧な素人ですので、どうかひらにご容赦を(爆)

そして、このラップ部分、ビートをすごく軽いやつにしてるんですよ。
ミノさんのところはハイハットシンバル(パカパカするやつ。た…多分?)とスネアドラム(それともタム…?わかりませんすいません←)でちょっと増えてますが、どちらともバス系のビートを抜いてまして、それが、すごくいいんですよね。
あえて2人の対比を楽しむようにしたとも考えられます。

ちなみに1番Bメロ部分と、2番Aメロ部分で、ラップ挿入部分を変えてるのも、2人の持つラップの特性を表現するために置き所を変えてきたのかなーとも思いますね。
1番Bメロ部分のミノさんは、囁くように、でも畳み掛けるように、柔らかく心を溶かして、サビへともっていきます。なので、サビ前のビートが増えてくるところに入ってるのかな、と。
対して2番Aメロ部分のおきいたんは、自己完結の戸惑いみたいな感情の揺れ動きを感じますし、声とラップの仕方がすごくかっこいいので、よりラップのみで感じられるようにビートを抑えたAメロ部分で使ったのかな、と。


で、後半のブリッジへと進んでいくんですが、ここで、ミノさんがきます。

 


ミノさんがくるんです

(大事なことなので2回言いました)

ラップというより、輪唱の一番最初のような感じですかね。
実際、師匠はこれよく使うんですが、ベースの声に色んな音を重ねてくやつです。
でじゃぶの時は「ゆあまいでーじゃーぶー」とかね。
(この情報だけで果たしてどれくらいの方に気づいていただけるのやら←)

ブリッジとして静かに始まり色んな声を重ねてくる部分を使うというのがまたニクいんですが、ミノさんからスタートすることで、SHINeeの低音部分をしっかりと支えているのがミノさんだということが、すごくよくわかりますよね!
ていうか、歌唱力が聴く度にあがってまして、びっくりします!


間違いなく、SHINeeにはラップが必要で、そして、そのラップはミノさんとおきいたん、全くスタイルの異なる2人がいるからかっこいいんだよと、師匠の曲に教えてもらいました(´;ω;`) 
 
  



じゃあメロディー部分はどうかというと、見事に師匠、末っ子さん、お豆腐さんの声の違いが分かるようになってます。
1番は師匠、2番は末っ子さん、ラストはお豆腐さんというように、全く同じサビ部分を、3人3様の歌い方でまとめてるんですが、これがもう、絶品です。
ラップとは対照的に、サビでビートが入ってくるんですが、音が少ないので、気持ちのいいアクセントで聴けますよね。


まず、末っ子さんですが、以前、F.M.、「チリ声(細かくビブラート入れるやつ)」があんまり好きじゃないって話をしたことがあるんですが、末っ子さんって、結構なチリ声の持ち主なんですよ。で、声がかなりハスキーという、特徴的というか、師匠とはまた違った癖のある歌い方です。

これが、あまりビブラートをかけないメロディーラインになっていて、どちらかというと、小節のおわりがほわわんとなってるので、チリが気にならないどころか、ハスキーボイスがいい仕事してます←


ファルセット部分も、フェイクの揺らしで見事にチリ声相殺されてます。
なので、すごーく聞きやすい、柔らかい声の出し方で、チリ声を抑えることで、元々声量が上がっていたのに加え、更に伸びやかな歌声を聴けるんですよね。


師匠マジック、恐るべし…

 

そしてお豆腐さんですね。
やっぱりおしゃいの土台となる声はお豆腐さんなんだなーと強く感じます。
ラストのサビでいよいよお豆腐さんのファルセットになるんですが、そこにおきいたんやミノさんのラップが加わってきて、全員の声が集合していく。
からの最後はお豆腐さんの声で終わるという。
余韻が半端ないです。

これもF.M.のイメージなんですが、師匠かお豆腐さんで終わる曲、ほんとにおしゃいだと多いんですが、この曲の場合、最後お豆腐さんで終わってますよね。

この構成に、師匠のお豆腐さんに対する信頼をすごく感じます。

まず将来有望株の末っ子さんが先頭をきって、それをお豆腐さんが柔らかく包み込む、ミノさんが導きながら、がっつり師匠でハートをキャッチ的なところが1番ですよね。
で、2番がおきいたんの揺れる想いラップ(爆)で、師匠の柔らかい声に、少し機械音なお豆腐さんフォローが入り、末っ子さんの透明感サビに移っていきます。

その後、ブリッジで最高潮に気持ちが盛り上がってからの大サビで、お豆腐さんがやってくるわけですよ。最後しっかり締めてくれるっていう安心感と、盛り上がりの
期待感しかないですよね。

で、この曲のハイライトは、やっぱりこの
お豆腐さんのサビ部分がいつの間にかコーラスになって、ミノさんの輪唱開始部分(すいません、ここでだけ使わせてくだせいww)がメロディーラインにのって来てるとこだと思うんです!!!!!!!

アドリブとかラップとかがゴロゴロ入ってきてもきちんと包み込む、包容力のある歌声と、柔らかい発音、機械音のようなトーン、そして何よりピッチの正確さがなければこういうメロディーをクロスさせるやり方、しないと思います。
それだけお豆腐さんへの信頼感がすごいってことですよね。

だから、最初の方はお豆腐さん、フォローやベースの声をしきりにやってるのかなーとか思ったり。で、だんだんお豆腐さんの比重が大きくなっていって、皆を巻き込みつつ、盛り上がるところは皆に譲りながら、きちんと最後は余韻を残して終わる。

 

……


ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!
これが興奮しないで(ry




で、師匠ですよ。
やはりこの方、紛れもないメインボーカルです。
最初のサビ、やっぱり師匠が歌わないと、ここまでの盛り上がりと曲の緊張感は出ないですよね。
きちんと道しるべとして皆をひっぱっていってます。

もう、こんなに秀逸なファルセット聴いたことあります!?(いやない←)

テミンさんがチリ声をうまくフレーズ終わりに散らしているのに対し、この人ったら、ものすごい音階の数をこれでもかと意図的にこねくり回してるんですよファルセットで!!!!ファルセットでぇぇぇぇぇぇ(# ゚Д゚)!!!!!!!!!!!!

 

…はぁ…はぁ…←


ブリッジの師匠とか、秀逸過ぎて泡吹いて倒れるんじゃないかと思いましたし……
でも決して前に行き過ぎることがないんです。

あくまで師匠自身がこの曲のブリッジ的存在としてギュッと引き締めてるんです。


で、皆さんご存知の通りこの曲作ってるっていう。

ディレクションまでやっちまったっていう。


……
………
…………
ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!
これが興奮(ry←

 

すんげーダラダラ書いてしまいましたが、見事にボーカル部分とラップ部分が融合した、素晴らしい楽曲ですね。
1人1人の声をじっくりと感じられて、さらにはその声たちが融合する爆発力を感じられて、幸せっす、F.M.…。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


楽曲自体の土台も素晴らしいのですが、5人でなければこの曲はこれほど素晴らしいものに仕上がらないと断言出来るほど、押し寄せる波のようにボーカル、フェイク、アドリブ、ハーモニーの応酬で、脱皮した大人のSHINeeをこれでもかと堪能出来る、素晴らしいイントロダクションになっています。

 

後にも先にも、これほどSHINee1人1人の魅力が詰まっている曲はないんじゃないだろうかと思うほど完成されていて大満足ですが、まだまだもっといろんな姿を見せてくれるという期待感も同時にものすごく感じる、珠玉の一曲です(´;д;`)ウッ

ではまた!

F.M.

※画像お借りしました!